日本の教育に対する期待。

今日の日経新聞

通信制高校が増えている

とあった。

高校生の12人に1人が選択しているらしい。

 

需要の増加の理由は不登校の子どもが増えたことのようだ。

(他にも学びたいことが幅広く選べるなども)

 

子どもの不登校に悩む親の声は私も耳にする。

不登校は悪いことだろうか。

子どものせいだろうか。

 

その前に

日本の教育は戦後の軍隊教育から成り立っていて

まだその考えを引きずっていることを私たちは忘れがちだ。

その軍隊教育は「嫌なことがあっても我慢すること」が

美徳と植え付けられている。

そうじゃないと軍隊は育てられないから。

黙って言うことを聞きいてよく働き、国に貢献する国民が必要だから。

そして私たちの親(60代以上)はそれを当然とこなしてきた世代で

私たち(30代〜50代)の子育て真っ只中の世代は

なーんか嫌だけども我慢しないといけないよな…と感じている変わり目世代だと思う。

 

子どもはずっと素直で純粋だから

そんな学校に行きたくなくなるのは自然な反応だと思う。

(いじめ等の理由もあると思うけど…またそこは別の機会に)

今の子に不登校が多いのは

自分が感じる違和感をちゃんと表現できているからだと思う。

ちゃんと自分のNo!を表現できるのは麻痺するよりましだと私は考える。

 

これを契機に日本の教育がもっと柔らかで豊かになってほしいと思う。

この記事を読んで少しは期待できるようになってきたと感じた。

(最近、他の国はもっと子どものことを考えて学校教育をされていると知って

 海外移住について本気で夢想していたので…)

 

少なくとも私の母校のように

竹刀を持った男性の体育教師が朝校門の前で

女子生徒のスカート丈をチェックするような高校は消えて欲しいと願っている。