『毒親』たるものは、自分の想定を子が超えてくると不安なって
否定したりその行動を止めようとするらしい。
私の母もどうやらそうだったみたいだ。
三人の子供を育てる私に対して
母の反応は過剰なくらい否定的だった。
二人の娘(私と姉)を育てた母は
一人っ子を産んだ姉に対しては
「一人しか産まないなんて、あんたは自己犠牲の精神が足りない」
と言い、
三人を産んだ私に対しては
「三人も産むなんて、お金に困るに決まってる」
と言った。
母にとって自分が育てたことのある『二人』という数じゃないと
不安になるんだろうと思う。
親にそう言われると
子は自分が悪いことをしているような気分にさせられる。
だけど親の想定は超えていい。
親の希望は無視していい。
親が『期待』や『愛情』に化かして
子を縛るのは紛れもない 『依存』 であり
『毒』だと思う。