子供に誰かの悪口を聞かせないようにする。
それが理想的だと思う。
親が悪く言っていた相手、その人の行動が完全に『悪』になる。
それくらい親の影響は大きい。
その人と同じ行動をとれば親を失望させたり嫌われたりする。
子供にとってそれは脅威だ。
現に私の母は悪口がひどいタイプで、
私はそれに苦しませられてきた。
母からの「こんな人はダメ」「こんな行動はあり得ない」で染め上げられてきていたのだ。
親の思考は子供の縛りになる。
しかもそれは幼少期では無く、子供が成人してから力を増す。
そんな母のように、悪口を言わないと決めていても
完全に言わないことって難しい。
テレビを観ている時出てきたタレントが不快だったら
つい夫に「この人苦手だわ〜」とか言ってしまう。
夫に「そういうの言わない」と注意されてハッとする。
人間関係でのモヤモヤを夫に話している時
子供たちに聞かせないように気を付けているけど、
子供は敏いから気付いているかもしれない。
嫌なことは口から出すより、
紙に書いて破って捨てるといいらしい。
日記はつけているけれど破って捨てたことはなかった。
もう口からマイナスを吐くのはやめて
ちゃっちゃと書いて捨てようと思う。